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グランピングが贅沢アウトドアやうざいと嫌われている?キャンプとの違い

SNSでも話題になっているグランピング。

しかし最近では、「グランピングはうざい」といったネガティブな声も目立つようになってきました。

グランピングとキャンプの違いを整理しつつ、なぜグランピングがうざいと思われてしまうのか、その理由を調べました。

要点

1)グランピングとキャンプの違い
2)グランピングがうざいと思われる理由とは?
3)グランピングにしかない魅力もある!
4)グランピングとキャンプの利用時のすみわけ

 

グランピングとキャンプの違い

違いを5項目に分けて比較しました。

グランピング キャンプ
過ごし方 施設内のテントやコテージ テントを設営
準備の手間 少ない(ほぼ手ぶら) 多い(事前準備&撤収あり)
快適さ ベッド、空調や電源を完備 寝袋、自然任せ
食事 食材・調理器具は用意済み
それぞれは提供される
食材・道具を持参し、
自分で調理
雰囲気 映えるラグジュアリー体験 本格的アウトドア体験

 

グランピングが“うざい”と思われる理由とは?

1)アウトドアの精神に反している と感じる人がいる

・キャンプの醍醐味=不便を楽しむ、自然との対話で非日常を感じる
・グランピングの醍醐味=快適さ重視で非日常を感じる
両者とも同じ自然で過ごすことに変わりないが、グランピングは施設に設備などを依存することになるため、キャンプごっこと揶揄している投稿もみられました。

2)SNSでのキラキラ投稿気になる

映え重視の写真や動画が拡散し人気のコンテンツになっているようです。
そのため、その内容が一部の人の反感をかっているような投稿がみられました。

3)高級コテージ宿泊と同じでは?と感じる層がいる

グランピングは手軽に行けることがメリットですが、一泊数万円の施設もあるため「お金がないと楽しめない」イメージを感じている投稿もみられました。

4)意識高い系と重ねられてしまう

ナチュラル・エシカル志向の打ち出しが押しつけがましいと映ることもみられました。

5)キャンパーが居心地悪くなるケースも

幅広い層に浸透したことで、初心者の騒がしい、マナーの問題などキャンプ場でのすみわけを気にしている投稿もみられました。

 

グランピングにしかない魅力もある!

・初心者や家族連れでも気軽に自然を楽しめる
・記念日、女子旅など 幅広い用途で楽しめる
・観光産業や地元食材との連携で新たな魅力創出も期待できる

グランピングとキャンプの利用時のすみわけ

グランピング キャンプ
手軽に自然を楽しみたい 本格的なキャンプ体験が好き
おしゃれで快適な空間が好き 自然の中で自分で作業するのが楽しい人
旅行感覚でアウトドアしたい 準備から全部自分でやりたい

 

さいごに、

グランピングとキャンプはどちらも自然の中で過ごすという共通点があるものの、そのスタイルや価値観には大きな違いがあります。

グランピングは手軽で快適さを重視する一方、キャンプは自分の手で準備し自然と向き合う体験を大切にします。
グランピングはうざいと感じられるのはこうした価値観のズレや、SNS映えを意識した過剰な演出が背景にあるのかもしれません。

大切なのはそれぞれの楽しみ方を尊重し、自然とのふれあいを通じて自分に合ったアウトドアのスタイルを見つけることだと思いました。
目的や好みに応じて選べば、どちらも素晴らしい時間を過ごしましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。
ぜひ計画の参考にしていただき、充実した時間を過ごしてください!